VOICE 05

現場と設計の経験を営業に生かし
顧客ニーズに柔軟に対応

金丸 颯星 Hayase Kanamaru

東京支店 営業部(2016年入社)

感度を高めて新規の工事情報をキャッチし
積極的にアプローチする

建築工事や土木工事の元請け会社であるゼネコンなどのお客さまに対して、地盤改良工事の提案をして受注することが、私たち営業の仕事です。見積もり依頼が来たら、耐震補強、河川護岸、橋台強化、斜面安定といった地盤改良の目的に対して、「どういう施工方法を提案するか」を社内で検討。技術設計部や工事部と話し合いながら方針を決め、計画書と見積書を作成して、お客さまとの商談を進めていきます。また見積もり依頼が来るのをただ待つだけでなく、工事情報をキャッチして積極的にアプローチすることも営業の役割。計画されている工事がいつ動きだすのか、どのゼネコンが元請け会社になるか、常にアンテナを張りめぐらせています。お客さまが地盤改良工事の発注先を決めるとき、複数の会社に声をかけて比較検討するため、価格競争に陥ってしまうこともしばしば。技術力や対応力など、小野田ケミコにしかできないことや任せていただくメリットなど説明します。それでも価格に折り合いがつかないときは、「ここを代用することで、これだけコストを下げられます」など視点を変えて提案。お客さまに信頼と納得をいただいて受注できたときは、営業としてやりがいを感じます。

工事中の予期せぬ事態もチーム連携で早期解決
それが顧客からの信頼獲得につながる

お客さまは、プロジェクト全般を監理する人であって、すべての工事について精通しているわけではありません。営業部に異動したばかりのとき、現場を多く経験してきた私は「地盤改良工事のことはお客さまも知っている」ものとして工法の説明をして、困らせてしまったことがありました。それ以来、お客さまに地盤改良工事のイメージを持っていただけるような話し方を心がけています。営業の仕事は、工事を受注して終わりではありません。工事を進めている中で、地盤の状態によっては技術的に困難な場面に遭遇することもあります。そのようなときは、社内で解決策を検討し変更案を提案していくのですが、いつも思うのはチームワークの良さ。トラブルが発生したら、部署も立場も関係なく、「こうした方がいい」「こんな方法はどうか」といった意見が次々出てきて、全員で一丸となって取り組もうという態勢になります。そのおかげで素早い対応が可能になり、お客さまからの信頼獲得につながっているのです。普段からコミュニケーションが活発なことに加え、一日の行動や取引先との交渉状況といった情報を常に全員で共有しているからこそ、抜群のチームワークが生まれるのだと思います。

Career Step

1年目
先輩の施工管理の仕事をサポートしながら、地盤改良工事についての知識を得る。高専で研究するほど地盤に興味があったので、実際の現場の仕事はとても充実していた。
2年目
先輩のサポートもありながら、現場代理人として施工管理を行う。困ったときは先輩や上司にすぐに相談できる環境があったので、安心して仕事を進めることができた。
4年目
技術設計部に所属し、これまでとは違う分野の仕事に挑戦。現場経験から、頭の中に工事のイメージを思い浮かべながら設計を行い、お客さまからの依頼に柔軟に対応していった。
7年目
営業部に異動。お客さまとの商談がメインに。工事部、技術設計部での経験を生かし、当社独自の工法や施工など、お客さまへわかりやすい提案で信頼をいただく。

One day Schedule

09:00
営業部で朝ミーティングを行い連絡事項や本日の予定を確認する。
10:00
既に工事が進んでいる現場に出向き、施工状況を確認し、お客さまと今後の予定について打ち合わせを行う。
13:00
見積もりを依頼されている案件について現場を調査。技術設計部や工事部の社員と一緒に現地の状況を確認する。
15:00
引き合いがあったお客さまを訪問してヒアリングを行う。納得してもらえる提案をするため、ニーズをしっかり聞き出す。
17:00
会社に戻り、打ち合せ内容や工事進捗状況の報告と資料を作成し、支店内で情報共有する。
18:00
お客さまとの打ち合わせ内容をもとに、計画書や見積書を作成。翌日のスケジュールを確認して退勤。

My Holiday

先輩や上司と一緒にゴルフに行く機会が増えました。学生時代はずっと野球をやっていてスポーツは得意な方なのですが、「止まっているボールを打つって意外に難しい」と実感。上達を目指して休日はゴルフ練習場通いをしています。コースを回るときは、自然の中でプレーできるため、気分は爽快です。

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社員インタビュー