東京支店 営業部 |  2009年入社 T.C 東京支店 営業部 |  2009年入社 T.C

技術を届ける最前線で、

仕事の責任と誇りを感じる日々

東京支店 首都圏統括工事部 | 2022年入社

D.J

河川周辺の液状化を防ぐ地盤改良。
段取りと管理に注力して工事を推進

入社以来、地盤改良工事の施工管理に携わってきました。今は都内を流れる河川の現場を担当。例えば地震が起きた時などに河川の周辺が液状化することを防ぐため、護岸の土のなかを改良しています。特殊な技術を使ってセメントと水を混ぜたものを地面のなかに噴射して円柱状の杭を打っていき、地盤を強化する仕事です。
実際の作業は協力業者さんが行うので、僕らの役割はその段取りと管理。現場は段取り次第と言っても過言ではなく、例えば工事に必要な大型設備を現場で組み立てる際は、どこにどうクレーンを配置するかで効率が大きく変わります。現場には僕のほかに先輩と後輩の3名の小野田ケミコ社員がいて、工事全体の段取りは主に先輩が担当していますが、僕もそれを学んでいるところです。先輩は「Jならどうする?」と考える機会をくれたり、実際に僕にやらせてくれたりもするので、とても勉強になっています。それから、協力業者さんとのコミュニケーションはとにかく大切にしています。正しく作業を進めているか、安全に問題がないか、それらをしっかり管理するためにも、会話が欠かせません。

自分たちの仕事が、
日本の未来を支えている実感

この現場に入って間もない頃、いつも頼りにしている先輩が体調不良でお休みせざるを得なくなってしまいました。急遽応援のメンバーも駆けつけてくれましたが、現場のことをもっともよく知っているのは僕です。自分が指揮を取らなければ進まないと腹をくくり、協力業者さんにアドバイスをもらいながら計画を組み立て、なんとか工程を遅らせることなく進めることができました。安心したのと同時に、自信も生まれました。
僕たちが行う地盤改良工事の成果は、直接目に見えるものではありません。けれど、もしも災害が起きた時には、僕たちの仕事が被害を最小限に食い止めることにつながります。その意味では、自分の仕事が日本の未来を支えていると実感します。現場にいると、近所に住む方から「何の工事をしているの?」と話しかけられることもあるんです。「地震が起きた時のために地盤を強くしています」と答えると、「ありがとう!がんばってね」と言われます。そんな時、この地域に暮らす人々を支えているんだと実感して、仕事の責任と誇りをとても感じます。

弱音を受け止めてくれる先輩がいたから、
前向きに成長を目指せる

学生時代はずっとラグビーを続けていて運動漬けの毎日を過ごしてきたからなのか、負けず嫌いな性格です。今は入社4年目になり、同期たちのなかにも現場の中心を担うメンバーが出てきました。同期の活躍がうれしい一方で、負けず嫌いな僕からすると、どうしても焦ってしまうんですが、そんな時、先輩から言われたのが「今できることを全力でやれ」という言葉。同期といっても経験してきた現場や働いてきた状況もまたそれぞれ。だから現時点の状況だけを切り取って劣等感を感じる必要なんかない。それよりも、今できることを全力でやって成長するべき。先輩のその言葉を聞いて心が楽になり、それまで自分がやってきたことを素直に認めて前向きになることができました。こんな風に弱音も受け止めてくれる先輩がいるから、頑張れるんです。
まずは現場を任せてもらえるよう知識と経験を積んでいき、ゆくゆくはその経験を活かして技術営業や技術設計の仕事にも挑戦してみたいです。目の前の仕事に全力で取り組みながら、焦らずに前に進んでいきます。

ONE DAY SCHEDULE1日のスケジュール

07:30

現場の事務所に出勤。
協力業者さんたちとともに朝礼を行い、当日の作業についてミーティング。

08:00

工事がスタートし、現場を巡回。
地盤強化に用いる固化材を搬入したり、セメントと水の比重を測定したりする。

13:00

元請業者さんとの打ち合わせ。
工事作業の進捗を報告し、今後の計画についても相談。

16:00

作業記録などの書類を作成。
これが工事完了後に元請業者さんに提出する報告書のベースとなる。

17:00

勤務終了。
現場の後片付けを行い、作業員さんたちにお疲れさまでしたと挨拶。

#私の推し社員

東京支店 首都圏統括工事部
Fさん(先輩)・Aさん(後輩)

同じ現場を担当する二人。Fさんは僕と同じく体育会出身なので、オンとオフのメリハリがとてもはっきりしています。自然な流れで雑談もできるから一緒に仕事をしていてすごくやりやすいですし、学ばせてもらうことがたくさんあります。
Aは入社1年目の後輩。分からないことはとことん聞いてくるので教えがいがあります。それによって自分自身の理解も深まるのでありがたいです。休日に一緒にゲームをすることもありますよ。

九州支店 Tさん(先輩)