未来につながる開発を実現する。
その夢に向かって頭と体を動かし続ける
開発本部 技術開発部 | 2020年入社
H.T
機械系を専攻していた学生時代に漠然と思い描いていたのは、未来を創る「開発業務」に携わりたいということでした。就職先を考えるにあたり、まずは大企業のインターンシップに参加してみましたが、思っていたものと違っていて、大きな動きのなかで歯車の1つになるよりも、もっと自分の意志で仕事がしたかったんです。そんな時にたまたま小野田ケミコの会社説明を聞き、地盤改良というニッチな分野だからこそ伸び代が大きくおもしろそうだと感じ入社を決意しました。 入社1〜2年目は地盤改良工事の施工管理を経験。3年目からは念願の技術開発部に移りました。初めは開発の流れを学ぶため、会議に参加したり、新工法の試験工事を手伝うことでノウハウを身につけていきました。5年目に入った今は自らのアイデアを活かして課題解決の提案を行っています。新技術を生み出すために若手が中心となってアイデアを提案する「自由な発想部会」では、僕の提案した企画が会社から予算をいただいて実際の開発へと着手できたこともありました。
今のミッションをシンプルに言えば、地盤改良の新たな技術や工法を開発すること。そのためのデータ分析手法の考案や、現場で使われる装置の改善・DXに取り組んでいます。例えば、現場からの改善要望やお客様からの要望を受けて、使用する機材の一部分を改修するなど。要望をクリアするための仮説を立て、それに沿った設計を行い、協力会社へ制作を依頼し、数パターン試験を行い、良い結果が出たものをブラッシュアップし実用化していくという流れです。この開発業務を進める上で、施工管理の経験がかなり活かせています。「現場ではこう動くから、機材がこうだと不便だよな」など、実際に機材を使う人の立場に立って考えられるからです。 これまでに携わったプロジェクトの例を紹介すると、工事現場で使用する機器の遠隔操作等をしました。いわゆるIoT化によって、施工管理のメンバーが広い現場を動き回る労力を削減できますし、少ない人数でも工事を円滑に進められるというわけです。
若手であり、なおかつ機械系出身という僕だからこそ、土木建設業の当たり前に疑問を持ち、新しい取り組みや開発のきっかけを探し出せると感じています。開発で大事なのは、課題の本質を見極めること。例えば現場から要望が挙がってきたら、なぜそれが必要かを突き詰めて考える。すると、要望されたこと以外の解決策が浮かぶこともあるんです。柔軟に発想するためにも、同業種だけでなく他業種の最新技術の知識を取り入れるようにしています。世の中が進化するなか、その時々の最適解を導き出せることが仕事のおもしろさです。 現場に関する開発以外にも、人材育成や人材活用に向けた課題解決にも取り組んでいます。今後着手したいことは、施工管理職の教育をバーチャルで行う仕組みづくり。実際に現場へ行かずともノウハウを学べれば、関係者の時間と労力を削減できることになるはずです。イノベーションを起こすために、多様な立場の方々とコミュニケーションを取り、多方向から物事を考えることを心がけています。人と会って話をして、頭と体を動かすことが創造の鍵です。そうしていつか、僕の名前が残るような技術を開発することが目標です。
09:00
出勤し、メールチェックを行いながら、本日のスケジュールを確認。
10:00
外部SEと自社システムの要件定義や基本設計の見直し、UIについて打合せを行う。 その後、打合せ内容や依頼内容を資料にまとめる。
13:00
開発企画提案会議に参加し、事前にまとめていたアイデアを発表。 参加者とディスカッションを行う。
16:00
技術開発部のミーティング。 担当する開発業務の進捗についての報告と今後の流れについて打ち合わせ。
18:00
1日の残った業務を片付けて、翌日のスケジュールを確認して退勤。
総務部 Iさん(後輩)
人材採用業務を担当するIくんとは、僕がインターンシップの準備に協力したことで仲良くなりました。お互いにまったく別の業務を担当していますが、だからこそ異なる視点で話し合いができたりと、発見が多いんです。後輩ではありますがIくんの熱量に感化されていますし、大切な仲間です。また、つい最近入籍したばかりの僕にとって、すでに家族を持つIくんは人生の先輩。プライベートでも交流させてもらっています。
東京支店 営業部
2009年入社
T.C
東京支店 首都圏統括工事部
2022年入社
D.J
シールド事業部 メンテナンス技術部
2020年入社
D.S
東北支店 業務部
2018年入社
A.T
開発本部 技術開発部
技術営業本部 設計統括部
2017年入社
N.N