固化材エスハイトの特長
シールドトンネル工事においては、地山の陥没や崩落を防ぐため掘削壁面と型枠（セグメント）の間に瞬結性モルタルを充填します。このモルタルを裏込材と呼びます。
当社では多くの実績を有し、信頼性の高い固化材エスハイトを硬化材とした二液可塑状注入材を裏込材に用います。エスハイトの特徴は以下の通りです。
長期にわたり強度が安定
スラグセメント系硬化材により、長期強度が安定する。
長距離圧送性が良い
セメントに比べ、密度が小さく、長距離圧送性に優れている。
良質なサービス
品質管理、出荷管理の確立。
関東アッシュセンター
SP注入システム
混合率制御システム
裏込B液の瞬時流量を設定された比率により、裏込A液流量に自動で追従いたします。
定量制御システム
裏込A液流量設定により吐出流量が増減します。主に水送洗浄時に使用します。
但し、最低流量以下にはなりません。
注入率制御システム
ジャッキスピードと注入率設定により裏込注入流量を自動で加減させる制御です。
ジャッキスピードによる算出流量が最低流量よりも多い場合、算出流量を吐出します。
ジャッキスピードによる算出流量が最低流量よりも少ない場合、最低流量に設定された流量を吐出します。
量管理制御システム
注入率制御に加えジャッキストロークによる1リングあたりの注入量過不足を監視し注入量の制御を行います。
計画注入量に対し現在の注入量が不足している場合、注入圧力が上限圧力設定により設定された圧力よりも低い場合、計画注入量に相当するまで流量を上昇していきます。
現在の注入量が計画注入量に達した場合及び達している場合、注入量加補足を取りやめます。
定量制御システム
注入圧力に応じて注入流量を増減する制御で、注入圧力一定の注入が可能となります。
システム概要
通常の注入率運転（注入量確保）とは異なり、設定した注入圧力を一定に保ちながらの制御となります。
但し注入量も確保する必要があるため、注入率運転も含めた制御をシステムとして取り入れました。
マシン連動（同時注入）時に生じる裏込注入圧力により自動洗浄回数の削減を目的とした独自の定圧制御システムを取り入れました。
制御概念図
注入圧力が圧力設定値よりも低い場合は流量を増加させ、圧力設定値を上回ると流量を減少させていきます。この時、最低流量よりも流量が下回らないように制御します。注入圧力が最低流量まで減少しても注入圧力が低下せず、注入圧力が上昇を続け裏込め注入圧が上限圧力設定値以上となった場合は注入停止（待機状態）となります。
制御は、すべてマシンジャッキスピードに連動。
品質管理
