ビッグバン工法の概要
ビックバン工法は、建設発生土の有効利用を図るため施工機械と改良材を組合せることにより、要求される性状に合致した改良土を製造します。
特徴
- 3軸の竪型構造により、様々な原料を瞬時に粉砕可能
岩石類(玉砂利、礫)、コンクリートガラ、礫混じり泥土、脱水ケーキ、スラグ材、廃木材等の
様々な材質、形状、含水分の原料を粉砕できます。 - ワンスルーで同時に粉砕と混合が可能
原料を投入、落下する間に原料同士が無数に衝突し、高精度で混合されながら落下します。 - 改質材、不溶化材等の粉体、混合が可能
改質材、不溶化材を添加しながら粉体混合による改質処理、また加水による水分調整も可能です。 - 均一な品質で大量処理が可能
ベルトスケールと改質材の計量機により均一な品質で、最大250㎥/hの処理が可能です。
機器概要
3シャフトハンマーブレードが連動高速回転で原料を打撃、弾き飛ばします。弾き飛ばされた原料同士は無数の衝突をライブゾーン内で繰り返し、瞬時に破砕されます。また、広いライブゾーンは高含水原料や、繊維質系原料等の居付き、巻き付き等に有効です。
システムの配置例
機種・仕様
型式 | 動力(kw) | 重量(ton) |
---|---|---|
BB-50 | 55.0×3 | 11.0 |
BB-250 | 200.0×3 | 26.0 |
■標準装備
- インバーター動力制御盤振動センサー
- 架台
- 破砕室、階段
- 点検ハッチインターロックスイッチ排出ホッパー
- オートクリスタ―集塵機
- 投入シュート
- オートグリスター
- 集塵機