加泥作泥システム

加泥作泥システムの概要

泥土加圧式シールド工法においては、切羽における土圧を安定させるため、粘土鉱物や高分子系等の加泥材を切羽またはチャンバー内に注入します。
本システムでは、地山の性状に応じて粘土鉱物系、高分子系の選択および組み合わせを自在に行うことができます。また、

  • 距離圧送への対応が可能
  • 加泥材のシールド機先端部付近での濃度調整が可能
  • シールド機の掘進スピードに連動した自動制御と手動制御の切り替えが可能

という優れた特長を有しています。

本装置はプログラマブルコントローラーにより自動で加泥材の製造から注入、圧送まで行えるプラント設備です。

《例:加泥材同時注入システム》

本装置は同時注入操作画面(タッチパネル)にてシールドマシンの掘進スピードに追従し予め設定された注入率で自動注入を行うシステムです。

本装置の特徴として、従来の注入率制御だけでは無く、注入圧力上限で注入口を自動で切換えるシステムを搭載しております。


※画面は一例です

設備

加泥注入材料を作液する設備をご紹介いたします。

作液能力 9.0m³/hr
ストック量
(アジテータ容量)
2.5m³
ポンプ能力 150リットル/min(MAX 2.4MPa)
横型サイロ 18m³ × 2曹
外寸
(L×B×H m)
9.5×2.3×6.35
※高さはサイロ含む

ベントナイト系の材料を加泥材として使用する場合、裏込材のベントナイトを使用することが可能です。
つまり、混練プラントも裏込と併用することが可能となります。
その際の加泥材のアジテータ及びポンプは別途必要となります。

作液能力 7m³/hr
ストック量
(撹拌タンク容量)
5m³
外寸
(L×B×H m)
5.0×2.4×3.7
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