CCP工法の概要
CCP工法は、改良深度まで単管ロッドを貫入後ロッド先端より固化材スラリーを高圧噴射しながら回転、引上げして、原土の切削と攪拌混合を同時に行い、円柱状の改良体を造成します。
特徴
- 適用範囲が広く多目的
仮設から本設工事まで、多目的な地盤改良工法。 - 適用土質の範囲が広い
特にヘドロ、ピート層など特殊な地盤の改良に適している。 - 改良効果が確実、長期的にも安全
土質ごとに適した配合にて、各設計条件に最適な改良強度が得られる。 - 省スペースで作業環境に即応
施工機械は小型コンパクト。しかも足場仮設も簡単。狭いスペースの改良工事が可能。 - 山留めと一体化した改良が可能
山留めに接続した施工が可能なため、ヒービング、土圧バランスの改良にも高い効果 が得られる。
適用目的
- 堤体すべり防止
- 河床ヘドロ固化
- 自立式鋼管矢板護岸防護(間詰め)
- 山留めの安定・変形防止
- 支持力増加・ヒービング防止
適用地盤
土 質 | 適用条件 |
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砂質土 | N<30 |
粘性土 | C≦30kN/m2 |
改良径
改良径(m) | Ø=0.3~0.5m |
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