JSG工法の概要
JSG工法は、圧縮空気が地表に排出する際にスライムを伴うため周辺地盤への影響を抑制できます。
二重管ロッドの先端に装着したモニターから圧縮空気を添わせて、超高圧のセメント系硬化材を横方向に噴射、回転、引上げをすることにより、地盤中に円柱状の固結体を造成します。
特徴
- 信頼性の高い、確実な造成が可能。
- あらゆる土質に適応が可能。
- 設備がコンパクトで足場仮設が簡易、狭い場所でも施工可能。
- 施工時に排泥を出すために周辺地盤への影響が殆ど無い。
- 低騒音、低振動などのため周辺環境に悪影響を与えない。
- 高品質で、三重管工法に比べて経済性に優れている。
適用目的
- シールド発進・到達部の地盤改良
- 土留工の歯抜け部分の止水強化
- 掘削底盤の地盤改良
- 既設構造物の支持力増強および防護
- 地中接合部防護
- 構造物の基礎強化
- シールド工路線防護
適用地盤
土 質 | 適用条件 |
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砂質土 | N≦50 |
粘性土 | C≦50kN/m2 |
改良径
改良径(m) | Ø=1.6~2.0m |
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標準改良仕様
対 象 土 | 吐出圧力 P (MPa) |
吐出量 Qp (ℓ/分) |
圧縮空気 P (MPa) |
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粘性土・砂質土 | 20 | 60 | 0.7 |