VOICE 04

技術提案を通して
お客さまとの信頼関係をつくる

ミャッモン ココ Myat Mon Ko Ko

東京支店 技術設計部(2017年入社)

地盤改良のプロフェッショナルとして
お客さまに技術提案を行う

技術設計部は、主に建設コンサルタント会社に対して、地盤改良技術の提案を行う部署になります。計画されている設計条件に対して最適な技術を提案するため、実際に現場踏査を行います。現場踏査後、工事部、営業部と合同で検討会を行い、現場に適した技術の提案と工法について議論します。検討会の留意事項を反映させて設計方針を決定し、その方針のもと技術提案書を作成するのが、私の仕事です。建設コンサルタント会社に提出する技術提案書には、複数の工法の中から最も施工条件に適した工法を選定した比較表があります。地盤改良のプロフェッショナルとして複数の工法の中から最適な工法を選定する中で、独自開発工法の優位性を伝えながら、建設コンサルタント会社の信頼を得ることが重要となります。自分たちが技術提案した案件の工事が実施されるのは数年後のことで、当社が地盤改良工事を受注できるかはまだわかりません。今後も建設コンサルタント会社へ当社の地盤改良技術を多く知ってもらうことにより、受注に結びつくよう頑張りたいと思います。

正確な図面や検討書を作成するために
わからないことは必ずクリアにする

私が土木の世界に興味を持ったのは、姉の影響です。土木技術者だった姉の話を、子どもながらにワクワクしながら聞いていた私は、いつしか「土木技術者になりたい」と思うようになりました。地元ミャンマーの大学で土木を学び、大学に募集が来ていた小野田ケミコへ入社を決意しました。海外で働くことへの不安はありましたが、会社の手厚いフォローのおかげで、少しずつ成長できている自分を実感しています。仕事をしていくうえで大切にしているのは、分からないことをそのままにしないことです。仕事の進め方や技術的なことについては、すぐに質問するようにしているのですが、日本語の表現で分からないことは聞き流してしまうところがありました。図面を描くことや、提案書をつくるにしても、間違いのない正確な作業が求められます。日本語の理解不足のために仕事の質が落ちることのないよう、今は知らない言葉が出てきたらすぐに聞いたり調べたりして、意味を理解したうえで仕事を進めるようにしています。自分で考えて答えを出せる設計者になることが私の目標です。その実現のためにも、これからも学び続けたいと思います。

Career Step

1年目
日本語の先生に週2回来社してもらい読み書きができるよう講習を受ける。会社のルールや仕事の流れ、挨拶の仕方などのビジネスマナーの講習を受ける。
2年目
設計のサポート業務からスタートする。部門長や先輩から設計ソフトの使い方、図面作成方法、設計検討書の作成にチャレンジする。
3年目
多くの設計業務を担当する。日本語については、設計部員とコミュケーションをとり日々勉強する。
5年目
会社の手厚いサポートにより、提案した書類について、自分の言葉でお客様へ説明出来るようになる。

One day Schedule

09:00
社内ミーティングで、連絡事項や本日のスケジュールを確認後、検討会の準備を行う。
10:00
関係部署が集まり検討会を開催。顧客から依頼された案件に関して、提案内容を固めていく。
13:00
上司と一緒に顧客を訪問。作成した資料や図面をもとに提案を行う。技術的な質問にも専門家として回答する。
16:00
設計部内の勉強会に参加。今日のテーマは積算について。定期的な勉強会でスキルアップを図る。
17:00
翌日の提案資料の準備や営業部・工事部との情報共有、メールチェックなどの業務を行い、17時50分ごろ退勤。

My Holiday

最近、登山を始めました。WEBページを見ていて、日本の山々の美しい景色に魅力を感じ、「自分の目で見てみたい」と思ったことがきっかけです。ミャンマー出身の同期の2人を誘ってみたら、「実は私も同じことを考えていた」と言われ、3人で登山を楽しんでいます。筑波山や日光白根山、三ツ峠山などに行きました。

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社員インタビュー