耐震対策施工事例

2008.12 石狩湾新港-10m耐震岸壁改良工事(北海道石狩)


施工現場


冬季施工状況


施工状況


杭頭面

SDM-Fit工法による地盤改良は、石狩湾新港における既設鋼矢板式岸壁(タイロッド式)の耐震補強のため、背面側地盤の液状化防止を目的として地盤改良を行ったものです。

発注者:小樽開発建設部
小樽港湾事務所
工法:SDM-Fit工法
改良目的:既設鋼矢板式岸壁の補強
改良径:Ø=1.9m×2軸

削孔長:L=20.6m
改良目標強度:qu=400kN/m2

2008.07 固結による河川護岸の耐震対策工事 (東京都江戸川区)


施工状況


施工状況

東京都東部を流れる荒川と中川の間に位置する中堤護岸の改修に併せて高潮・洪水対策と耐震性強化工事が施工されました。河川境界に鋼管矢板を打設すると共に、その河川側地盤を改良して受働抵抗を増大させ、耐震性を高めることになりました。このため、矢板と改良地盤が一体化するような改良工法が検討され、WHJ工法 (Waterfront Hybrid Jet mixing method)が選定されました。

工法:wHJ工法
改良目的:すべり防止

2006.0 地震対策河川特別工事 (SJMM-Dy工法による河川護岸の耐震対策)(愛知県豊橋市)


施工状況

既設の矢板式岸壁(タイロッド式)の背面側を液状化防止のために改良体を格子状(TOFT配置)に造成し、かつSJMM-Dy工法を適用することで既設矢板等に対する施工時の変位・変形を低減させる目的としたものです。

発注者:愛知県東三河建設事務所
工法:SJMM-Dy工法
改良目的:液状化防止(TOFT改良)
削孔長:L=7.9m

2005.05 糸満漁港耐震強化岸壁改良工事(NJP工法による港湾岸壁の耐震対策)(沖縄県糸満市)


施工状況


施工状況

沖縄島内における耐震強化岸壁建設事業の一環として、糸満漁港の耐震対策を目的とした工事です。工事内容としては、既設の矢板式岸壁(タイロッド式)の背面側を液状化防止のために改良体を格子状(TOFT配置)に造成し、かつNJP工法を適用することで既設矢板等に対する施工時の変位・変形を低減させる目的としたものです。

発注者:沖縄県南部農林土木事務所
工法:NJP工法
改良目的:液状化防止(TOFT:格子配置)
改良径:Ø=2.2m
削孔長:L=19.4m
改良目標強度:qu=2,000kN/m2

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