VOICE 06

事前調査やサンプル試験を通して
高品質な地盤改良を実現する

秋葉 知可子 Chikako Akiba

東京支店 工務部(2019年入社)

営業部から工事部へ仕事をつなげるために
後方からしっかりとサポートする

高校生のとき東日本大震災で被災した石巻に行ってボランティア活動をしました。すべてが灰色の世界で、個人でお手伝いしてもなかなか復興が進まず、仕事で復興に関わりたいと思ったことが入社のきっかけです。また、結婚・出産後も復職して長く働きたいという希望があったので、技術を身につけられる、資格が取れる、福利厚生が充実しているといった点も小野田ケミコを選んだ決め手となりました。入社後はまず工事部の仕事を学ぶため、地盤改良工事の現場で施工管理のサポートを経験。施工準備、材料の発注・受入、施工サイクルの写真撮影、書類作成といった施工管理の仕事を先輩方から学びました。10月に工務部に戻り、現在は事前ボーリングの手配、サンプリングの強度試験や圧縮試験、事後ボーリングとサンプリングの試験、報告資料作成などの仕事を担当しています。工務部の役割は、営業部から工事部へ仕事をスムーズに渡していけるようサポートすること。まだできることは少ないのですが、経験を積んで早く周りの方々に頼られる人になりたいですね。

今は教えられたことをしっかりと吸収し
自分のものにしていくことが大切

入社して一番驚いたのは、上司の方々との距離が近いことです。支店長や部長が安全パトロールで現場に来て声をかけてくださったり、体調面などを心配して頻繁に連絡をいただいたり。先輩方も優しい方ばかりですね。まだ入社1年目の新人なので、仕事といってもお手伝い程度しかできていません。丁寧にご指導いただいている分、今は教えられたことをしっかりと吸収し自分のものにしていくことが、私の役割だと考えています。早く成長するために、一緒に働いている人とできるだけコミュニケーションを取り経験値を得ること、そして先輩がどのように動いているかを見て疑問があればすぐに質問することを心がけています。また、「百聞は一見に如かず」で、聞いて覚えるよりも、実際に自分でやってみる方が理解が深まります。そこで新しい仕事には積極的にチャレンジして、知識や経験を増やしていきたいですね。家庭も仕事を両立させる。そんな入社当初の目標を実現させるために、これからも主体的に仕事と向き合っていきます。

Career Step

新入社員
1ヵ月の研修でさまざまな知識を得るだけでなく、「職長・安全衛生責任者教育」や「玉掛け・低圧電気」などの技能資格も取得。すべてが新鮮で覚えることが楽しかった。
1年目前半
工事部の先輩の下で、現場をいくつか経験。地盤改良工事の施工管理の仕事を覚えていった。この期間で身に着けた知識や経験を胸に、10月から工務部としての仕事が本格的にスタート。
1年目後半
事前ボーリングで、自社の工法の妥当性を試験したり、事後ボーリングで地盤の強度を測って報告するなど、営業と工事の間を取り持ち高品質の施工ができるようサポートする。

One day Schedule

09:00
事前ボーリングの現場の朝礼に参加。元請や他の工事の会社の方たちとミーティングを行いKY(危険予知)の書類を作成。
09:30
事前ボーリングを行い、地質調査を実施する。今後の工事計画を左右する重要な仕事。そこに立ち会うことも工務の役割だ。
13:00
東向島にある試験室に行き、ボーリングにより採取したサンプルに対して自社の工法が妥当かどうか確認試験を行う。
15:00
忙しい現場にサポートとして入ることも。工事部にいたときに教えてもらった施工サイクル立会の写真撮影などをサポートする。
17:00
工事現場を片付けてから会社に戻り、書類作成や事務処理、翌日のスケジュール確認などをしてから帰宅。

My Holiday

休日は友人と出かけることが多いです。予定がないときは、映画館に行ったりDVDを観たりして過ごしています。秋になるとお祭りが多くなるので、仲間と一緒に法被を着て、「まとい」振りに参加。重心が上の方にあり、バランスを取るのが難しいのですが、声を出しながらまといを振って汗をかくことで、気分が爽快になりますね。

Voice

社員インタビュー